カリッと揚げたソペスに黒いんげん豆のペースト、メキシカンチョリソ、クリーム、コティハチーズをのせた屋台の定番です。
このレシピについて
チョリソと豆のソペス(sopes de chorizo con frijol)は、メキシコの屋台料理のなかでも特に人気があり、食べごたえのあるアントヒート(antojito/軽食)です。コマルで焼いた厚めのトウモロコシ生地は、具がこぼれないよう縁が立ち上がっています。そこに黒いんげん豆のフリホーレス・レフリートス(frijoles refritos)を塗り、ほぐして炒めたメキシカンチョリソをのせ、メキシカンクリーム(crema)、くずしたコティハチーズ(cotija)、好みのサルサで仕上げます。これひとつで立派な食事になります。
歴史と由来
ソペス(sopes)のルーツは、メキシコ中部の先スペイン期の料理にあります。当時はトウモロコシの生地に、豆、唐辛子、香草などの具を合わせて作られていました。具を受け止めるために縁をつまんで立ち上げた独特の形は、市場で立ったまま食べるための工夫から生まれたといわれています。 メキシカンチョリソはスペインから伝わったものですが、メキシコの唐辛子やスパイスを使ってすっかり土地の味になりました。今ではソペス、トラユーダ(tlayuda)、ゴルディータ(gordita)の具として特に人気のあるもののひとつです。チョリソと豆の組み合わせは、メキシコの庶民の味のなかでも、もっとも定番で満足感のあるもののひとつ。メキシコシティからグアダラハラ、プエブラ、オアハカまで、国じゅうの大衆食堂で親しまれています。
栄養成分 1人分あたり
650
エネルギー
25g
たんぱく質
50g
炭水化物
40g
脂質
10g
食物繊維
800mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
生地を作ります。マサ・アリーナ300gに、ぬるま湯(250〜270ml)と塩ひとつまみを加えて混ぜ、やわらかい生地にします。8等分して丸め、それぞれ直径9cm、厚さ7〜8mmの円形にのばします。

- 2
油をひかずに熱したコマル(comal)で、中火で片面3〜4分ずつ焼きます。焼き色が点々とつき、まだ曲げられるくらいの半焼きの状態にします。熱いうちに縁をつまんで立ち上げ、高さ1cmほどの土手を作ります。

💡 生地が熱くやわらかいうちに、手早く作業しましょう。
- 3
深さ1cmほどの熱した油で、ソペスを片面1〜2分ずつ、こんがりとカリッとするまで揚げます。キッチンペーパーにのせて油をきります。

- 4
油をひかないフライパンに、ほぐしたメキシカンチョリソ200gを入れます。中火から強火で6〜8分、しっかり火が通って少しカリッとするまで炒めます。取っておきます。

- 5
ソペスを仕上げます。温かいフリホーレス・レフリートスをそれぞれのソペスに塗り、チョリソ、クリーム、くずしたコティハチーズをのせます。好みで赤か緑のサルサをかけます。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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