薄くパリッとしたウエハース2枚に、ヤギ乳のキャラメル「カヘタ」をはさんだグアナフアト州のお菓子です。
このレシピについて
オブレア・コン・カヘタ(obleas con cajeta)は、メキシコの伝統的なお菓子です。薄くてパリッとした円形のウエハース「オブレア」2枚で、カヘタ(cajeta/ヤギ乳のキャラメル)をはさみます。グアナフアト州発祥で、メキシコ各地の市場や菓子店で売られています。
歴史と由来
オブレア・コン・カヘタは、グアナフアト州、そしてメキシコ全体を代表するお菓子のひとつです。オブレアは、植民地時代にスペイン人がもたらした教会の聖餅(ホスチア)がルーツです。一方のカヘタは、ヤギの乳を砂糖とともにキャラメル化させた、まさにメキシコ生まれの品で、グアナフアト州セラヤの町で発展しました。 カヘタの歴史は17世紀ごろにさかのぼるといわれます。グアナフアトの修道院の修道女たちが、バヒオ地方にたくさんいたヤギの乳を使って工夫を重ねたのが始まりとされます。乳を砂糖と何時間も煮詰め、とろりとした金色のお菓子に仕上げる製法はセラヤで磨かれ、セラヤは「カヘタの都」と呼ばれるようになりました。 オブレアにカヘタをはさむ食べ方は、手を汚さずにこのお菓子を楽しめる、手軽で上品な方法として生まれました。オブレアは小麦粉と水だけのごく薄い生地を、熱した2枚の鉄板にはさんでパリッと焼き上げたものです。市場のカヘタ売りは、焼きたてのオブレアに、プレーン、焦がし、くるみ入り、バニラ風味など、さまざまな味のカヘタをはさんで売っています。今ではグアナフアトみやげの定番として親しまれています。
栄養成分 1人分あたり
180
エネルギー
3g
たんぱく質
34g
炭水化物
4g
脂質
0.5g
食物繊維
60mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
カヘタが固すぎる場合は、電子レンジか湯せんで数秒温めると、塗りやすくなります。

💡 カヘタに加糖練乳(コンデンスミルク)を少し混ぜると、よりなめらかになります。
- 2
オブレアを1枚、平らなところに置き、スプーンでカヘタをたっぷり塗ります。

- 3
カヘタの上に刻んだナッツを散らします。

💡 伝統的にはピーカンナッツを使いますが、くるみでもおいしく作れます。
- 4
もう1枚のオブレアを重ね、軽く押さえてサンドします。

💡 強く押しすぎると、オブレアが割れてしまいます。
- 5
残りのオブレアとカヘタも同様に作ります。すぐにいただくか、密閉容器で保存します。

💡 保存すると少ししっとりします。もちっとしたこの食感が好きな人も多いです。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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