ライムで締めた白身魚とエビのセビーチェを、カリカリのトスターダにのせて。アボカドとホットソースを添えた、メキシコ沿岸部のさわやかな軽食です。
このレシピについて
トスターダ・デ・セビーチェ(tostadas de ceviche)は、メキシコ沿岸部の料理のなかでもとびきりさわやかな一品です。カリッとしたトウモロコシのトスターダ(tostada)に、新鮮な白身魚とエビをたっぷりのライム果汁で締めたセビーチェをのせます。身がしまり、柑橘の酸味がしっかりなじんだら、クリーミーなアボカド、紫玉ねぎ、シャキシャキのきゅうり、パクチー(香菜)、ホットソースをひとたらし。暑い日の軽食にも、おもてなしの前菜にもぴったりです。
歴史と由来
セビーチェは、植民地時代に太平洋の交易路を通ってペルーからメキシコに伝わったといわれます。メキシコではこれをカリッとしたトウモロコシのトスターダにのせて食べるようになり、食感の組み合わせを楽しむ独自のスタイルが生まれました。 シナロア、ナヤリット、ゲレロ、ベラクルスの沿岸では、それぞれの土地のセビーチェが育ちました。シナロアではエビときゅうり、ナヤリットではサワラ、アカプルコではタコ、ベラクルスではロバロ(robalo)を使うのが定番です。トスターダを器代わりにする食べ方は、浜辺の屋台で立ったままセビーチェを食べるための工夫から広まったともいわれます。 メキシコのセビーチェは、ペルーのものに比べてライムを多めに使い、ペルーの唐辛子はあまり使わないのが特徴です。アボカドとホットソースを添えるのも欠かせません。今ではトスターダ・デ・セビーチェはメキシコのマリスケリア(marisquería/魚介料理店)の看板料理で、マサトランの小さな屋台からリビエラ・マヤの高級レストランまで、さまざまな店で味わえます。
栄養成分 1人分あたり
285
エネルギー
22g
たんぱく質
28g
炭水化物
10g
脂質
4g
食物繊維
520mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
白身魚は1cm角に切り、エビは半分に切ります。ガラスか陶器のボウルに入れます(金属製のボウルは使わないでください)。

💡 とても新鮮な魚を使いましょう。メルルーサやニベは身がしっかりしていて、よく合います。
- 2
ライムを搾り、魚とエビが完全にかぶるまで果汁を注ぎます。冷蔵庫で20〜25分漬け、5分ごとに混ぜます。

💡 魚の表面が白く不透明になったら、締まった合図です。
- 3
漬けている間に、紫玉ねぎ、種を除いたトマト、きゅうり、パクチーを細かく刻みます。

💡 刻んだ玉ねぎを塩水に5分さらすと、辛みがやわらぎます。
- 4
セビーチェのライム果汁を少し捨て、刻んだ野菜と混ぜ合わせます。塩とこしょうで味をととのえます。

- 5
アボカドを角切りにし、つぶさないようにセビーチェにそっと加えます。

💡 アボカドは変色しないよう、食べる直前に加えましょう。
- 6
トスターダにセビーチェをスプーンでたっぷりのせます。ホットソースを数滴たらし、パクチーをひと枝飾ります。

💡 トスターダのカリカリ感を保つため、すぐに出しましょう。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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