すりつぶした若いトウモロコシにピロンシージョを混ぜて蒸した、アグアスカリエンテス州の甘いタマレス。約85分で作れます。
このレシピについて
コンドーチェ(condoches)は、すりつぶした若いトウモロコシにピロンシージョ(piloncillo/未精製のきび砂糖)とシナモンを混ぜ、トウモロコシの皮で包んで蒸した甘いタマレス(tamales)です。アグアスカリエンテス州に伝わる、昔ながらのおやつです。
歴史と由来
コンドーチェは、アグアスカリエンテス州でとても愛されている甘い軽食で、その歴史は農村の台所にさかのぼるといわれます。名前はナワトル語か土地の先住民の言葉に由来するとも考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。もぎたての若いトウモロコシの粒をメタテ(metate)や製粉機でひいて、やわらかく水分の多い生地にし、すりおろしたピロンシージョ、シナモン、つなぎのラードを少し混ぜて作ります。生地は同じトウモロコシの新鮮な皮で包み、蒸している間に皮から青々とした香りが移ります。一般的なエローテ(トウモロコシ)のタマレスより軽い食感で、自然な甘さが際立つのが特徴です。アグアスカリエンテスの市場では、ゴルディータやこの地方のエンチラーダ(enchiladas)と並んで、伝統的な朝ごはんとして売られています。サン・マルコス祭(Feria de San Marcos)の食べ歩きにも欠かせず、グアバのアトーレ(atole)や牛乳のアトーレと一緒に楽しまれます。地元のおばあちゃんたちは、おいしいコンドーチェの秘訣はトウモロコシの鮮度で、収穫したその日に使うことだと孫たちに教えています。
栄養成分 1人分あたり
180
エネルギー
3g
たんぱく質
32g
炭水化物
5g
脂質
2g
食物繊維
120mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
トウモロコシの皮を、破れないようにていねいにはがして取っておきます。粒を芯から外します。皮は洗って水気をふきます。
💡 包むには大きく破れていない皮が必要です。幅の広いものを包む用に取っておきましょう。
- 2
トウモロコシの粒をミキサーかフードプロセッサーにかけ、なめらかな生地にします。水っぽすぎる場合は、余分な水分を少しきります。
- 3
トウモロコシの生地に、すりおろしたピロンシージョ、シナモン、ラード、塩を加え、全体がなじむまでよく混ぜます。
💡 ピロンシージョが溶けにくい場合は、湯大さじ2で溶かしてから混ぜましょう。
- 4
トウモロコシの皮を2枚重ねて長方形に置きます。中央に生地を大さじ3のせます。
- 5
皮を折って生地を包み、長方形の包みにします。細く裂いたトウモロコシの皮かたこ糸で結びます。
- 6
蒸し器(tamalera)にコンドーチェを立てて並べます。40〜45分蒸します。
💡 生地が皮からきれいにはがれれば蒸し上がりです。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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