ふんわりした生地に、ほぐし鶏とポブラノ唐辛子の細切り、クリームを合わせた具を包んで蒸したタマレスです。
このレシピについて
タマレス・デ・ラハス・コン・ポジョ(tamales de rajas con pollo)は、メキシコで特に愛されているタマレス(tamales)のひとつです。ラードとスープを加えたトウモロコシの生地に、ほぐした鶏肉と、焼いたポブラノ(poblano)唐辛子の細切りをクリームであえた具を包みます。コクがあり、スモーキーでほんのり辛い具が、ふんわりやわらかな生地とよく合います。屋台のタマレス売りでも定番で、クリスマスイブ(Nochebuena)や祝日の朝食にもよく登場します。
歴史と由来
タマレスは、メソアメリカで最も古い食べ物のひとつです。トウモロコシの生地を葉で包む料理は、現在のメキシコにあたる地域で非常に古くから作られてきました。 ラハスと鶏肉のタマレスは、植民地時代に生まれたバリエーションです。先スペイン期のタマルに、16世紀にスペイン人が持ち込んだ鶏肉と、ヨーロッパから伝わった乳製品のクリームが加わりました。 この具の主役であるラハス(細切りのポブラノ唐辛子)のもととなるポブラノ唐辛子は、プエブラ州に由来し、メキシコ料理に欠かせない唐辛子のひとつです。ラハスとクリームの組み合わせはそれ自体がメキシコ中央高原の定番料理で、やがてクリスマスシーズンに人気のタマレスの具になりました。
栄養成分 1人分あたり
285
エネルギー
12g
たんぱく質
30g
炭水化物
14g
脂質
2.5g
食物繊維
420mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
トウモロコシの皮を熱湯に30分浸し、しなやかにします。水けをきって取っておきます。
- 2
ラードをハンドミキサーなどで5分ほど、クリーム状にふんわりするまで泡立てます。トウモロコシの生地と温かいスープを交互に少しずつ加えます。塩とベーキングパウダーを加えます。生地を少量ちぎって水に落とし、浮けば完成です。
💡 水に浮くかどうかの確認が、ふんわりしたタマレスに仕上げるポイントです。
- 3
ほぐした鶏肉にポブラノのラハス、クリーム、ケソ・フレスコ(queso fresco)を混ぜます。塩で味をととのえます。
- 4
トウモロコシの皮の中央に生地を大さじ2ほどのせ、12×10cmの長方形に広げます。両側に3cmの余白を残します。中央に具を大さじ1のせます。
- 5
皮の両端を折って具を包み、下側を上に折り返します。開いた側を上にして、蒸し器(tamalera)に立てて並べます。
- 6
強火で90分蒸します。生地が皮から簡単にはがれれば蒸し上がりです。10分置いてから出します。
💡 90分たつまでは蒸し器を開けないようにしましょう。途中で開けると、生地がうまく固まりません。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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