ドリトスの袋にヒカマ、きゅうり、チャモイ、ホットソース、ピーナッツを詰めた、メキシコシティの屋台スナックです。
このレシピについて
ドリロコス(dorilocos)は、メキシコでいちばんクセになる屋台のボタナ(botana/おつまみスナック)です。ドリトス(Doritos)の袋を開け、ヒカマ(jícama)、きゅうり、チャモイ(chamoy)、バレンティーナ(Valentina)のホットソース、衣つきピーナッツ、グミをどんどん詰め込みます。甘い、辛い、酸っぱい、そしてカリカリ。すべてが一度に味わえます。
歴史と由来
ドリロコスは、現代メキシコの屋台スナックを象徴する存在で、SNSでもとくに人気の高いアントヒート(antojito/軽食)のひとつです。そのルーツは1990年代、メキシコ中部の市場やティアンギス(tianguis/露天市)にあるといわれます。スナック売りたちが、袋入りのポテトチップスやトスターダに、チャモイ、ライム、チリパウダー、塩といった「唐辛子がけフルーツ」の定番の味を組み合わせ始めたのです。 ドリトス版が生まれたのは自然な流れでした。袋がそのまま器になり、ナチョチーズ味の粉が酸味や辛みと驚くほどよく合います。見た目のインパクトも抜群です。売り手ははさみで袋の長い辺を切って開け、お客さんの目の前で具をひとつずつ加えていきます。まるで現代の食の儀式のようです。 ドリロコスの魅力は、一見めちゃくちゃなのに、なぜかぴたりとまとまる味と食感の組み合わせにあります。ドリトスとピーナッツのカリカリ感、ヒカマときゅうりのみずみずしさ、チャモイの甘酸っぱさ、ホットソースの辛さ、グミの甘さ、そして全体をまとめるライム。料理の常識を覆しながら、しっかりおいしいスナックです。メキシコ、とくにメキシコシティでは、お祭りや市場、ティアンギスにドリロコスの屋台は欠かせません。
栄養成分 1人分あたり
320
エネルギー
8g
たんぱく質
42g
炭水化物
14g
脂質
4g
食物繊維
850mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
ドリトスの袋を、上ではなく長い辺に沿ってキッチンばさみで切って開けます。これで、具をすべて入れられる器ができます。

💡 袋を横から開けるのも、楽しみのひとつです。市場のドリロコス屋さんも、必ずこうして開けています。
- 2
さいの目に切ったヒカマときゅうりを、ドリトスの上に直接のせます。マンゴーを使う場合は、続けてのせます。

💡 ヒカマはみずみずしさと歯ざわりを加えます。手に入らない場合は、きゅうりを増やすか、パイナップルで代用します。
- 3
グミを全体に散らします。甘さのコントラストは、本場のドリロコスに欠かせません。

- 4
チャモイを細くたらしながら全体にかけ、続けてバレンティーナをかけます。最後にライムをたっぷり搾ります。

💡 順番が大切です。チャモイ、ホットソース、ライムの順にかけると、味のバランスがよくなります。
- 5
仕上げにピーナッツをのせて、カリッとした食感を加えます。すぐにフォークを添えて、または屋台のように袋から直接いただきます。

💡 ドリロコスは待ってくれません。時間がたつとドリトスがしんなりしてしまいます。カリカリのうちに食べるのがいちばんです。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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