生のトマティーヨとセラーノ唐辛子をミキサーにかけるだけ。メキシコで定番の、さわやかな緑の卓上サルサです。
このレシピについて
セラーノ唐辛子の生サルサ(salsa de chile serrano)は、メキシコでもっとも親しまれている卓上サルサのひとつで、タケリア(taquería/タコス屋)でも大衆食堂でも家庭でもよく見かけます。生のトマティーヨ(tomatillo)、焼いていないセラーノ(serrano)唐辛子、にんにく、パクチー(香菜)を加熱せずにミキサーにかけます。鮮やかな緑色でみずみずしく、焼いたハラペーニョのような苦みのない、すっきりとまっすぐな辛さが特徴です。
歴史と由来
セラーノ唐辛子(Capsicum annuum var. serrano)の名は、もともと栽培されていたプエブラやイダルゴの山地(sierra)に由来します。今ではハラペーニョと並び、メキシコで多く生産されている生唐辛子のひとつです。辛さはスコヴィル値で1万〜2万3000ほどとされ、ハラペーニョよりかなり辛い一方、味はすっきりとして苦みが少ないのが特徴です。そのため、複雑さよりも辛さとフレッシュさを前面に出したい生のサルサに最適です。 セラーノとトマティーヨの生サルサは、加熱しないメキシコの料理のなかでも代表的なものです。火を入れると、このサルサならではのフレッシュさと鮮やかな緑色が失われてしまうからです。慣れた料理人なら5分もかからずに作れて、どんなタコスもケサディーヤ(quesadilla)も目玉焼きも、ぐっと印象的な一皿に変えてくれます。酸味のあるトマティーヨ、辛いセラーノ、刺激的なにんにく、青々としたパクチーが完璧なバランスで合わさる、そのシンプルさこそが魅力です。
栄養成分 1人分あたり
30
エネルギー
1g
たんぱく質
7g
炭水化物
0g
脂質
2g
食物繊維
150mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
トマティーヨの皮をむいてよく洗い、4等分に切ります。セラーノ唐辛子のヘタを取ります。

💡 かたくて緑色のトマティーヨを使いましょう。熟しすぎたものはサルサが酸っぱくなりすぎます。
- 2
ミキサーに、トマティーヨ、セラーノ唐辛子(辛くしたいなら種ごと、控えめなら種を取って)、にんにく、生のパクチー、白玉ねぎ、塩を入れます。

💡 まずはセラーノ唐辛子2本から始め、もっと辛くしたければ足しましょう。
- 3
高速で30〜40秒、均一ながら少し食感が残る程度に攪拌します。攪拌しすぎないでください。泡立たせず、緑色でフレッシュな状態に仕上げます。

💡 ミキサーが回りにくいときは、冷水を大さじ2加えます。
- 4
味見をして塩をととのえます。すぐに出すか、冷蔵庫で3日ほど保存します(緑色は少しあせますが、風味は保たれます)。

💡 食べる直前にライム果汁を少し搾ると、色とフレッシュさがよみがえります。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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