ふたつの丸い生地をくっつけて焼き、粉砂糖をまぶしたメキシコ中央部のふんわり菓子パンです。
このレシピについて
ベソス(besos)は、メキシコの伝統的なパン・ドゥルセ(pan dulce)のひとつで、ふんわりやわらかな菓子パンです。卵と油脂を加えた生地を小さく丸めてふたつくっつけ、まるでキス(beso)をしているような形に焼き上げます。仕上げにたっぷりの粉砂糖をかけるので、雪をかぶったような繊細な見た目になります。卵と植物性ショートニングのおかげで中はしっとり軽く、ほのかにミルキーな味わいです。ホットチョコレートやブラックコーヒーとよく合います。
歴史と由来
ベソスは、17〜19世紀にかけて形づくられたメキシコのパン・ドゥルセの幅広いレパートリーのひとつです。当時、植民地の都市にはフランスやスペインのパン職人が店を構えており、その影響を受けてさまざまな菓子パンが生まれました。メキシコのパン・ドゥルセは、世界でも有数の種類の多さで知られています。 その中でもベソスは、とりわけ繊細なタイプのパンです。メキシコ中央部の町のパン屋ならほぼどこにでも並んでおり、夜明け前から焼き始め、朝6時には焼きたてが店頭にそろいます。
栄養成分 1人分あたり
180
エネルギー
4g
たんぱく質
26g
炭水化物
7g
脂質
0.5g
食物繊維
120mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
ぬるめの牛乳に砂糖小さじ1とイーストを入れて溶かします。泡立つまで10分おきます。
💡 泡が立たない場合はイーストが死んでいます。新しいイーストを使いましょう。
- 2
小麦粉、砂糖、塩を混ぜます。中央にくぼみを作り、卵、ショートニング、イースト液を加えます。なめらかで弾力のある生地になるまで10分こねます。
- 3
生地を丸めて油を塗ったボウルに入れ、ぬれ布巾をかけます。暖かい場所で1時間、2倍の大きさになるまで発酵させます。
- 4
生地を約30gずつ32等分し、表面をなめらかに丸めます。油を塗った天板に、2個ずつくっつけて並べます。さらに30分発酵させます。
- 5
オーブンを180°Cに予熱します。底がうっすら色づき、表面はまだ白っぽい状態になるまで18〜22分焼きます。
- 6
オーブンから出し、完全に冷まします。食べる直前に粉砂糖をたっぷりふりかけます。
💡 熱いうちにかけると、粉砂糖がべたついてしまいます。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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