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四旬節のそら豆のスープ
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四旬節のそら豆のスープ

55 min (15 下ごしらえ + 40 調理) かんたん 4 人分 Centro de México
Edmond Bojalil
Edmond Bojalil

Recetas Mexas

公開日: 2026年3月30日 · 更新日: 2026年8月13日
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乾燥そら豆、ノパル、グアヒージョ唐辛子で作るやさしいスープ。聖週間に欠かせない、肉を使わない伝統の一品です。

このレシピについて

カルド・デ・アバス(caldo de habas)は、乾燥そら豆、生のノパル(食用サボテン)、グアヒージョ(guajillo)唐辛子で作る、軽やかで心温まるスープです。メキシコ中部で四旬節(Cuaresma)に食べる、肉を断つ日の料理の代表格です。そら豆がスープにクリーミーなとろみとこくを与え、ノパルが食感とほのかな青い香りを加えます。素朴な煮込みですが、聖週間(Semana Santa)のあいだは市場でも家庭の台所でもよく見かける一品です。

歴史と由来

そら豆のスープは、メキシコ中部の四旬節の料理を代表する定番です。シンプルで栄養があり、この国の宗教と食の伝統に深く根づいています。灰の水曜日から復活祭の日曜日までの40日間、多くの家庭の食卓にのぼります。 そら豆(学名 Vicia faba)は16世紀にスペイン人とともにメキシコへ伝わりました。メキシコ中央高原の気候によくなじみ、メキシコ州、トラスカラ、イダルゴ、プエブラの重要な作物になりました。乾燥そら豆は生のものより安く、日持ちもします。保存しやすく栄養があり、少ない予算で大家族のお腹を満たせることから、庶民の基本の食材になりました。 そら豆とノパルの組み合わせは、いかにもメキシコらしいものです。ノパル(学名 Opuntia ficus-indica)はメキシコ原産の植物で、数千年前から栽培され、食べられてきたとされます。ほんのりとしたぬめりと、かすかな酸味が、煮たそら豆のクリーミーさとよく合います。植物性たんぱく質や食物繊維をとれる、栄養のあるスープです。 グアヒージョ唐辛子は、穏やかな辛さと、このスープならではの赤みがかったオレンジ色をつけます。メキシコ料理でとくによく使われる乾燥唐辛子のひとつで、ミラソル(mirasol)唐辛子を乾燥させたものとされます。果実のような風味とほどよい辛さがあります。 メキシコ中部の多くの家庭では、聖金曜日にこのスープを心をこめて作ります。一年でいちばん大切な、肉を断つ日に欠かせない料理です。メキシコの外では、四旬節の料理を知る入り口になるレシピです。

栄養成分 1人分あたり

220

エネルギー

12g

たんぱく質

38g

炭水化物

3g

脂質

9g

食物繊維

380mg

ナトリウム

* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。

作り方

  1. 1

    乾燥そら豆を前の晩から、または少なくとも4時間、冷水につけます。水気をきり、1粒ずつ指で押して外側の皮をむきます。

    手順 1

    💡 急ぐときは、熱湯に1時間つけてもかまいません。

  2. 2

    鍋に皮をむいたそら豆、たっぷりの水、玉ねぎ1/4個、にんにく1かけを入れます。中火で20〜25分、煮くずれない程度にやわらかくなるまで煮ます。

    手順 2

    💡 塩は煮上がりの直前に加えましょう。先に入れると豆がかたくなります。

  3. 3

    そら豆を煮ているあいだに、ノパルを塩と玉ねぎのかけらを入れた湯で8〜10分、やわらかくなるまでゆでます。湯をきり、冷水で洗ってぬめりを落とします。

    手順 3

    💡 ノパルを洗うとぬめりが取れて、すっきりしたスープになります。

  4. 4

    グアヒージョ唐辛子を開いて種とわたを取ります。乾いたフライパンで片面15〜20秒ずつ軽く焼き、熱湯に10分つけます。焼いたトマト(生でも可)、残りの玉ねぎ、残りのにんにく、つけ汁少々とミキサーにかけ、なめらかなソースにします。

    手順 4
  5. 5

    グアヒージョのソースを、煮汁ごとのそら豆の鍋にこし入れます。水気をきったノパルを加えてよく混ぜ、中火で10分煮て味をなじませます。

    手順 5

    💡 濃すぎるときは、水かそら豆の煮汁を足しましょう。

  6. 6

    生のエパソーテ(epazote)の枝を加えます。塩で味をととのえ、弱火でさらに5分煮ます。

    手順 6

    💡 エパソーテはこのスープに欠かせません。独特の香りをつけ、そら豆の消化を助けるともいわれます。

  7. 7

    熱いうちに深めの器に盛り、刻んだパクチーを散らします。温かいコーントルティーヤと、お好みでライムを数滴添えます。

    手順 7

    💡 前日に作っておけます。ひと晩おくと味がなじみます。

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Edmond Bojalil
Edmond Bojalil

Recetas Mexas 創設者

メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。

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