小麦粉の生地を揚げてふくらませ、アルボル唐辛子のソースとライムをからめる、メキシコの屋台の定番スナックです。
このレシピについて
チチャロン・デ・アリーナ(chicharrón de harina)の唐辛子ソースがけは、メキシコの屋台で大人気の、あとを引くおやつです。小麦粉で作った車輪形の生地を熱い油で揚げてふくらませ、アルボル(chile de árbol)唐辛子のソース、ライム果汁、塩をからめます。カリッとした食感に、辛さと酸味が同時に広がります。メキシコ全土の屋台や市場、小さな商店で、袋に入れて売られています。
歴史と由来
チチャロン・デ・アリーナは、ドゥロス(duros)やドゥリートス(duritos)、車輪形のチチャロンとも呼ばれる、メキシコ生まれのスナックです。小麦粉の生地を押し出して成形し、揚げて作ります。名前はチチャロン(chicharrón/豚皮揚げ)を思わせますが、肉は入っていません。似ているのは、揚げるとふくらんでカリッとする食感だけです。 20世紀半ばごろ、庶民向けの手ごろなボタナ(botana/おつまみスナック)としてメキシコの食品業界で作られるようになったといわれています。メキシコの街角ではビニール袋に入れて売られ、買った人が好みで味つけします。ホットソースやアルボル唐辛子のソース、ライム果汁、塩、ときにはチャモイ(chamoy)をかけて食べます。 カリッとした食感、辛さ、酸味がそろったこの組み合わせは、世代や立場を問わず多くの人に愛されています。今では国境を越え、アメリカのラテン系コミュニティでもよく知られたメキシコのスナックのひとつになっています。
栄養成分 1人分あたり
280
エネルギー
4g
たんぱく質
34g
炭水化物
14g
脂質
1g
食物繊維
520mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
深めのフライパンか小鍋にたっぷりのサラダ油を入れ、強火で180°Cまで熱します。温度を確かめるには、生地を1つ入れてみましょう。すぐに浮いてふくらめば、油の準備は完了です。

💡 油がしっかり熱くないと、生地がうまくふくらみません。
- 2
揚げる前の生地を、鍋に詰めこみすぎないよう何回かに分けて入れます。絶えず動かしながら30〜45秒、ふくらんでこんがり色づくまで揚げます。網じゃくしで取り出し、キッチンペーパーにのせて油をきります。

- 3
ソースを作ります。アルボル唐辛子を油をひかないコマル(comal)で1分あぶります。焼いたトマト、にんにく、塩、少量の水と一緒にミキサーにかけ、なめらかなソースにします。お好みでこしましょう。

- 4
揚げたチチャロンをボウルに入れます。唐辛子のソースをかけ、お好みでライム果汁とひとつまみの塩を加えます。1つ1つにしっかりからむように混ぜます。

💡 手早く作りたいときは、市販の瓶入りホットソースを使ってもかまいません。
- 5
温かくてカリッとしているうちに、すぐに出しましょう。お好みでライムとホットソースを添えます。

💡 チチャロン・デ・アリーナは湿気ですぐに食感が落ちるので、作りたてを出しましょう。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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