乾燥した小麦のスナックを揚げてふくらませ、ホットソースとライム、唐辛子で味つけする15分ほどでできる屋台のおやつです。
このレシピについて
ドゥロス・デ・アリーナ(duros de harina)は、小麦粉で作った車輪形の乾燥スナックを揚げてふくらませたもので、メキシコで大人気の屋台のアントヒート(antojito/軽食)です。乾燥した状態で売られていて、熱い油に入れるとほんの数秒で驚くほどふくらみ、カリカリの黄金色に変わります。袋に入れてホットソース、ライム果汁、塩、ピキン(piquín)唐辛子で味つけして食べます。家で作れば辛さを好みに調整でき、新しい油で揚げられるので、屋台よりおいしく仕上がります。
歴史と由来
ドゥロス・デ・アリーナは、20世紀のメキシコで工業的に生まれたスナックといわれ、もともとは「ドゥロス」や「チチャロン・デ・アリーナ(chicharrón de harina)」という名前で、小さなビニール袋入りの乾燥スナックとして売られていました。小麦の生地を押し出して溝のある小さな車輪形にし、すっかり乾燥させて作ります。 高温の油に入れると、中に閉じこめられた水分が一気に水蒸気になり、もとの3〜4倍の大きさにふくらみます。この不思議な変化は、子どもにも大人にも人気です。 比較的新しい工業製品でありながら、ドゥロスはあっという間にメキシコの屋台文化に溶けこみ、今では全国の公園やお祭り、市場に欠かせない存在です。おもにおやつとして、ホットソースをかけ、ライムをたっぷり搾って食べます。とくに子どもたちに人気で、学校の前で買う姿もよく見られます。
栄養成分 1人分あたり
450
エネルギー
6g
たんぱく質
40g
炭水化物
30g
脂質
2g
食物繊維
500mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
中華鍋か深めのフライパンに油を入れ、強火で190°Cまで熱します。温度を確かめるにはドゥロスを1枚入れてみて、すぐにふくらめば準備完了です。

💡 油が十分に熱くないと、ドゥロスが油っぽくなり、うまくふくらみません。
- 2
油の温度が下がらないよう、4〜6枚ずつ少量に分けて入れます。5〜10秒で一気にふくらみます。

💡 必要に応じて返せるよう、網じゃくしを用意しておきましょう。
- 3
すっかりふくらんできつね色になったら網じゃくしで取り出し、キッチンペーパーで油をきります。

- 4
大きなビニール袋に入れ、ホットソース、ライム果汁、塩、ピキン唐辛子を加えます。袋の口を閉じ、全体に味がからむようにやさしくふります。

💡 袋でふるのが屋台ならではのやり方です。1枚1枚にしっかり味がつきます。
- 5
熱くてカリカリのうちに、すぐにいただきます。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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