トウモロコシ生地のゴルディータにフレッシュなレケソンを詰め、はちみつをたっぷりかける、甘じょっぱいメキシコ中央部の定番です。
このレシピについて
ゴルディータ・デ・レケソン・コン・ミエル(gorditas de requesón con miel)は、厚くてふんわりしたトウモロコシ生地のゴルディータに、クリーミーなレケソン(requesón/リコッタに似たフレッシュチーズ)を詰め、はちみつやピロンシージョ(piloncillo/未精製のきび砂糖)の蜜をたっぷりかけた、メキシコ中央部の軽食です。しょっぱさと甘さ、素朴な手作り生地とやさしいチーズの組み合わせが絶妙で、中央部の州では朝ごはんにもメリエンダ(merienda/午後の軽食)にもデザートにも親しまれています。
歴史と由来
ゴルディータはメキシコでもっとも古いアントヒート(antojito/軽食)のひとつで、スペイン到来以前からニシュタマル(アルカリ処理したトウモロコシ)の生地で作られてきました。名前のとおり、トルティーヤより「ふっくら」と厚く、ソペス(sopes)より小さく、ずっしりしています。 メキシコ中央部、とくにイダルゴ、ケレタロ、サン・ルイス・ポトシ、メキシコ州では、レケソンのゴルディータは昔ながらの朝ごはんで、カフェ・デ・オジャ(café de olla)と一緒に出されます。メキシコのレケソンは、イタリアのリコッタに似た水分の多いフレッシュチーズで、乳清から作られ、中央高原の料理で長く使われてきました。 はちみつやピロンシージョの蜜を合わせると、ゴルディータはほとんどデザートのような一品になりますが、メキシコの人々は一日のどんな時間にもこれを楽しみます。
栄養成分 1人分あたり
290
エネルギー
10g
たんぱく質
55g
炭水化物
5g
脂質
4g
食物繊維
150mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
マサ・アリーナ250gに塩ひとつまみと、ぬるま湯を適量(200〜220mlほど)加えて混ぜ、手につかない、やわらかく扱いやすい生地にします。3分こねます。

💡 水分が十分な生地なら、成形するときにひびが入りません。
- 2
生地を8等分します。丸めてからそれぞれを押し広げ、直径8〜9cm、厚さ1cmの円形にします。

- 3
コマルか鉄のフライパンを、油をひかずに中火で熱します。ゴルディータを片面5〜6分ずつ、焼き色の斑点がつき、中まで完全に火が通るまで焼きます。切ったときに中が乾いた状態になっていれば焼き上がりです。

💡 コマルに油はひきません。ゴルディータは厚いトルティーヤのように、から焼きにします。
- 4
熱いうちにナイフで半分の厚さに切り込みを入れ(縁は切り離しません)、ポケット状にします。塩少々で味をつけたフレッシュなレケソンをたっぷり詰めます。

- 5
すぐに、上からはちみつをたっぷりかけて出します。カフェ・デ・オジャを添えるのがいちばん伝統的な食べ方です。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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