熟したマメイの果肉を練乳と生クリームで仕上げた、なめらかで南国らしい香りのメキシコのアイスクリームです。
このレシピについて
マメイのアイスクリーム(helado de mamey)は、メキシコで特に親しまれているニエベ(nieve)のひとつです。先スペイン期から食べられてきた熱帯の果物、マメイ(mamey)のクリーミーで香り高い果肉を使い、ほかにはない独特の味わいに仕上げます。
歴史と由来
マメイのアイスクリームは、メキシコのアイスクリーム店(nevería)を代表する味です。マメイ(マメイ・サポテ)はメソアメリカの森林地帯原産の果物で、マヤやメシカ(アステカ)の人々も古くから育ててきました。名前はタイノ語の「マメイ」に由来するといわれます。先スペイン期の人々は、ピシュトレ(pixtle)と呼ばれる種を薬や化粧品に使っていたと伝えられます。 メキシコのニエベの伝統は、氷売りがポポカテペトル山やイスタクシワトル山から氷を運び下ろしていた時代にさかのぼるといわれます。ガラファ(garrafa/金属製の筒型容器)で作るニエベはやがて各地に広まり、オアハカやドローレス・イダルゴといった町の名物になりました。 クリーミーで香り高いマメイの果肉は、ニエベにぴったりの果物でした。自然な甘みが強く、ビロードのようになめらかな舌ざわりなので、余計な増粘剤に頼らなくても口当たりのよいアイスクリームに仕上がります。
栄養成分 1人分あたり
210
エネルギー
3g
たんぱく質
28g
炭水化物
10g
脂質
2g
食物繊維
55mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
大きく熟したマメイを2個用意します。半分に切って種を取り除き、果肉をかき出します。

💡 指で押すと少しへこむくらい、熟したアボカドのような状態が食べごろです。
- 2
マメイの果肉500g、加糖練乳(コンデンスミルク)1缶、生クリーム200ml、バニラエクストラクト小さじ1をミキサーにかけます。

- 3
味見をして甘さを調整します。熟したマメイは、もともと甘みがあります。

- 4
アイスクリームメーカーがあれば、25〜30分かけます。ない場合は金属製の容器に入れて冷凍し、45分ごとにかき混ぜる作業を3〜4回くり返します。

💡 かき混ぜるたびに空気が入り、氷の結晶ができにくくなります。
- 5
密閉容器に移し、冷凍庫で最低4時間冷やし固めます。

- 6
食べる10分前に冷凍庫から出しておきます。丸くすくって器に盛り、薄焼きの巻き菓子(barquillo)を添えて出します。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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