ビーツにオレンジとライムを合わせた、鮮やかな赤色のアグア・フレスカです。さわやかで栄養もたっぷりです。
このレシピについて
ビーツとオレンジのアグア・フレスカ(agua de betabel con naranja)は、メキシコのアグア・フレスカ(agua fresca)の中でもひときわ目を引く一杯です。深い赤色は、食卓でも市場の屋台でもすぐに目にとまります。ビーツの土っぽい甘さを、オレンジの酸味とライムがほどよく引きしめ、さわやかでビタミンたっぷりのドリンクに仕上がります。メキシコ各地の市場で人気の味です。
歴史と由来
ビーツは植民地時代にスペイン人とともにメキシコに伝わったといわれ、メキシコの家庭料理に取り入れられて、サラダやジュース、アグア・フレスカに使われるようになりました。 アグア・フレスカは、メキシコの食文化に欠かせない存在です。市場の屋台から大衆食堂、レストランまで、色とりどりのピッチャーが並び、お客さんを待っています。ビーツとオレンジのアグア・フレスカは、都市の市場で、清涼飲料水に代わる自然なジュースやアグア・フレスカが広まるなかで人気になったといわれます。 ビーツとオレンジの組み合わせは、おいしいだけでなく栄養面でも好相性とされています。ビーツには鉄分や葉酸、鮮やかな赤色のもとになるベタレインが含まれ、オレンジのビタミンCは植物性の鉄分の吸収を助けるといわれます。 メキシコの市場では、大きなミキサーで生のビーツとオレンジを、ときにはしょうがを少し加えて攪拌する光景がよく見られます。最近は健康志向の高まりから、あらためて注目されている飲み物です。
栄養成分 1人分あたり
65
エネルギー
1.2g
たんぱく質
15g
炭水化物
0.2g
脂質
1.5g
食物繊維
55mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
ビーツを洗って皮をむきます。3cmほどの大きさに切ります。加熱する必要はありません。生のビーツのほうが栄養を残しやすく、色もより鮮やかになります。

💡 生のビーツを扱うときは、手が赤く染まらないように手袋をしましょう。
- 2
オレンジとライムをしぼり、果汁を取っておきます。8人分なら、大きめのオレンジ4個とライム2個が目安です。

- 3
切ったビーツと冷水1lをミキサーに入れます。最高速で2分、完全になめらかになるまで攪拌します。

💡 ミキサーのパワーが弱い場合は、先にビーツをすりおろしておくと攪拌しやすくなります。
- 4
目の細かいこし器かさらし(チーズクロス)で、大きなピッチャーにこします。しぼりかすをしっかりしぼり、汁と色を残さず取ります。

- 5
こしたビーツの汁に、オレンジ果汁、ライム果汁、砂糖を加えます。砂糖が完全に溶けるまでよく混ぜます。味見をして、好みで甘さを調整します。

💡 甘さ控えめにしたいときは、砂糖なしでも大丈夫です。ビーツの自然な甘みが十分にあります。
- 6
残りの水1lを加えてよく混ぜます。味がなじむよう、冷蔵庫で30分以上冷やしてから出します。氷を入れたグラスに注ぎ、輪切りのオレンジを飾ります。

💡 お好みで、すりおろしたしょうがをひとつまみ加えると、ピリッとしたアクセントになります。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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