メキシコのライムの皮に、加糖練乳で甘く仕上げたココナッツを詰めた、お祭りの屋台でおなじみのお菓子です。
このレシピについて
リモネス・レジェーノス・デ・ココ(limones rellenos de coco)は、メキシコの屋台やお祭りで売られる甘いお菓子の代表格です。メキシコのライムの中身をくり抜き、ココナッツ、加糖練乳(コンデンスミルク)、ライムの皮のすりおろしを混ぜた具を詰めます。表面が少し結晶化するまでおき、冷やして食べます。ほろ苦いライムの皮と、甘いココナッツの具のコントラストがやみつきになります。
歴史と由来
リモネス・レジェーノス・デ・ココは、メキシコの庶民的なお菓子の伝統から生まれた一品です。メキシコ料理に深く根づいた2つの食材、ライム(Citrus aurantifolia)とココナッツ(Cocos nucifera)の出会いがその土台になっています。 メキシコのライムはヨーロッパのレモンより小さく酸味が強く、コリマ州、ミチョアカン州、ベラクルス州などでおもに栽培されている、メキシコ料理全体に欠かせない柑橘です。熱帯アジア原産のココナッツは植民地時代にメキシコへ伝わり、コリマ、ゲレロ、オアハカ、ハリスコといった沿岸の州の料理にすっかり溶け込みました。 ライムの皮と、加糖練乳で甘くしたココナッツを組み合わせるこのお菓子は、加糖練乳がメキシコに広まってから、沿岸地域の家庭の台所で生まれたと考えられています。今ではメキシコ各地のお祭りや市場、お菓子の屋台で見かける定番で、とくに守護聖人の祭りやクリスマスの時期によく並びます。「ライムの州」とも呼ばれるコリマ州では、地元の誇りとされる味です。
栄養成分 1人分あたり
150
エネルギー
1g
たんぱく質
24g
炭水化物
6g
脂質
2g
食物繊維
5mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
ライムをよく洗います。へた側の上部を切り落としてふたにします。小さなスプーンや芯抜き器で、果肉と果汁をていねいにくり抜きます。果汁は取っておきます。

💡 切り落とすのは1cmほどにします。具を詰められるよう、皮に十分な深さを残しましょう。
- 2
ボウルにココナッツ、加糖練乳、ライムの皮のすりおろし、取っておいた果汁大さじ2を入れ、よく混ぜ合わせます。しっとりしつつも、扱いやすいかたさにします。

💡 乾燥ココナッツの場合はそのまま加えます。生のココナッツの場合は、軽くしぼって余分な水分を取り除きます。
- 3
ライムの皮にココナッツの具を詰め、軽く押さえてしっかり詰めます。皮の縁より少しこんもり盛り上がるようにします。

- 4
お好みで粉砂糖をふり、結晶をまとったような見た目にします。冷蔵庫で2時間以上冷やし、冷たいうちに出します。

💡 前日に作っておいてもかまいません。冷やすことで具の食感がよくなります。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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