油の中で風船のようにふくらむ揚げ生地に、はちみつ、粉砂糖、シナモンを添えて。ニューメキシコやテキサスで親しまれるおやつです。
このレシピについて
ソパピージャ(sopapillas)は、熱い油に入れると風船のようにふくらみ、外はカリッと、中は空洞になる揚げ生地です。ニューメキシコ発祥とされ、アメリカ南部のテクス・メクス(Tex-Mex)料理で広く親しまれています。シナモンと粉砂糖をふったり、はちみつをかけたりしていただきます。生地は小麦粉、ベーキングパウダー、ラード、塩だけのシンプルなもの。おいしく作るコツは、油の温度と、生地をこねすぎないことです。テキサスやコロラド、ニューメキシコのテクス・メクス・レストランでは、定番のデザートやおやつとして出されます。
歴史と由来
ソパピージャは、スペイン南部で食べられていたはちみつがけの揚げパンが起源といわれ、植民地時代にスペイン人によってアメリカ大陸へ伝えられたと考えられています。 ヒスパニック、先住民、アングロ系の文化が深く混ざり合ったニューメキシコで、このレシピは独自に発展しました。膨張剤を加えるようになり、ほかの揚げ菓子とは違う、ぷっくりとふくらんだ形が生まれたといわれます。ソパピージャという名前も、元になった揚げパンの名前を小さく愛らしく呼ぶ形に由来するとされています。 現在のテクス・メクス・レストランでは、食事の最後に出るシンプルなデザートとして親しまれています。一方、ニューメキシコでは、豆や肉、チーズを詰めた食事系のソパピージャも食べられています。
栄養成分 1人分あたり
240
エネルギー
4g
たんぱく質
32g
炭水化物
11g
脂質
1g
食物繊維
180mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
小麦粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を混ぜます。冷たいラードを角切りにして加え、指先ですり混ぜて、さらさらの砂状にします。
💡 ラードは冷たいものを使うのが、生地をやわらかく仕上げるポイントです。手の熱が伝わらないよう、手早く作業しましょう。
- 2
ぬるま湯を少しずつ加え、べたつかないなめらかな生地になるまでやさしくこねます。こねすぎないようにします。ふきんをかけて15分休ませます。
💡 休ませることでグルテンが落ち着き、生地が破れずにのばしやすくなります。
- 3
打ち粉をした台で、生地を4mmの厚さにのばします。8×8cmほどの正方形か三角形に切ります。生地にフォークなどで穴はあけないでください。
💡 切り口をきれいに整えると、ソパピージャが均一にふくらみます。
- 4
深めのフライパンにたっぷりの油を入れ、190°Cに熱します。生地を2枚ずつ入れ、網じゃくしで軽く沈めてふくらませます。片面1分ずつ、きつね色になるまで揚げます。
💡 油の温度がいちばん大切です。低すぎるとふくらまず、高すぎると焦げてしまいます。
- 5
キッチンペーパーにとって油をきります。熱いうちに粉砂糖とシナモンパウダーをふり、はちみつを添えてすぐにいただきます。はちみつはそれぞれ好きな量をかけます。
💡 揚げたてがいちばんおいしく、冷めるとカリッとした食感がなくなります。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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