グアヒージョ唐辛子、にんにく、スパイスのアドボに鶏肉を漬けて煮込んだ、メキシコ中部の家庭の味です。
このレシピについて
ポジョ・エン・アドボ・デ・グアヒージョ(pollo en adobo de guajillo)は、メキシコの家庭料理のなかでも特に色鮮やかでおいしい煮込みのひとつです。細長く、つやのある皮をした真っ赤なグアヒージョ(guajillo)唐辛子は、果実やタンニンを思わせる甘い風味と穏やかな辛さ、そして見事な朱色をソースにもたらします。鶏肉をこのアドボ(adobo)に漬けてからじっくり煮込むと、身はやわらかくなり、唐辛子、にんにく、スパイスの味がしっかりしみ込みます。
歴史と由来
グアヒージョ唐辛子(Capsicum annuum)は、メキシコでもっともよく使われる乾燥唐辛子のひとつです。名前は、さやの形が豆科の木グアヘ(guaje)の実に似ていることに結びつけて語られることがあります。グアヒージョは、メキシコ北部から中部の料理で、アドボ、エンチラーダ(enchiladas)、加熱して作るサルサに欠かせない唐辛子です。甘み、酸味、穏やかな辛さのバランスがよく、鶏肉や豚肉、牛肉など、ほとんどどんな食材とも合わせやすいことから、古くから家庭の台所で重宝されてきました。
栄養成分 1人分あたり
305
エネルギー
35g
たんぱく質
11g
炭水化物
12g
脂質
2g
食物繊維
430mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
油をひかないコマル(comal)でグアヒージョ唐辛子を片面20秒ずつ焼きます。へた、種、筋を取り除き、熱湯に15分浸して戻します。
💡 グアヒージョはほかの唐辛子より短めに焼き、少しやわらかくなる程度で止めます。
- 2
トマトとにんにくをコマルで焦げ目がつくまで焼きます。唐辛子の水気をきり、玉ねぎ、クミン、酢、塩と一緒にミキサーにかけ、なめらかなアドボにします。
- 3
鶏肉をアドボに漬け、ラップをかけて冷蔵庫で最低1時間おきます。
- 4
厚手の鍋に油を入れて強火で熱します。漬けた鶏肉を入れ、両面に焼き色がつくまで4〜5分焼きます。
- 5
残りのアドボを鶏肉に回しかけ、水200mlを加えます。火を弱めてふたをし、鶏肉にしっかり火が通ってソースにとろみがつくまで45〜50分煮込みます。
- 6
最後の10分はふたを外してソースを煮詰めます。塩で味をととのえ、アロス・ロホ(arroz rojo/メキシコ風トマトライス)とトルティーヤを添えて盛りつけます。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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