搾りたてのオレンジ果汁にチアシードとライムを合わせた、ぷるんとした食感が楽しいアグア・フレスカです。
このレシピについて
アグア・デ・チア・コン・ナランハ(agua de chía con naranja)は、搾りたてのオレンジ果汁にチアシードを加えた、メキシコの冷たい飲み物です。炭酸水またはふつうの水で割り、ライムをきゅっと搾って仕上げます。水分を吸ってぷるんとしたチアの食感が楽しく、自然な甘酸っぱさで体にもやさしい一杯です。
歴史と由来
チア(学名 Salvia hispanica)は、メソアメリカ原産の植物で、古くから人々の暮らしを支えてきました。アステカをはじめとするスペイン到来以前の人々にとって、チアはトウモロコシ、アマランサス、豆と並ぶ大切な作物のひとつでした。種は貴重なもので、支配者への貢ぎ物や神への供え物にも使われたといわれます。 チアを挽いて水に溶いた飲み物は、長い仕事や遠出の前に力をつけるために飲まれていたと伝えられています。現在では、チアにはオメガ3脂肪酸や食物繊維、たんぱく質が含まれることが知られています。 植民地時代になると、チアの栽培は古い儀礼と結びつけられたこともあり、大きく減ったといわれます。それでも地方では、ライムの飲み物や果汁にチアを加える習慣が受け継がれてきました。 今のメキシコでは、オレンジとチアのアグア・フレスカ(agua fresca)は暑い時期の定番のひとつです。水分を吸った種のつるんとした食感と、オレンジのさわやかな酸味の組み合わせが、ほかにはない飲み心地を生み出しています。
栄養成分 1人分あたり
95
エネルギー
3g
たんぱく質
16g
炭水化物
3g
脂質
5g
食物繊維
10mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
オレンジ8個を搾り、約500mlの果汁をとります。こして種と果肉を取り除きます。

💡 オレンジは常温に置いておくと、果汁がたくさん搾れます。
- 2
大きめのピッチャーにオレンジ果汁と炭酸水(またはふつうの水)1.5Lを入れます。ライム2個分の果汁を加え、砂糖またははちみつ大さじ3〜4でお好みの甘さに調えます。

- 3
チアシード大さじ4を加え、柄の長いスプーンでよく混ぜます。

💡 チアシードは10〜15分で水分を吸い、まわりがゼリー状になります。
- 4
冷蔵庫で15〜20分置きます。種が底にかたまらないよう、ときどき混ぜます。

- 5
氷をたっぷり入れたグラスに、よく冷やして注ぎます。種が均一に行き渡るよう、注ぐたびにピッチャーをよく混ぜます。

💡 お好みで輪切りのオレンジやスペアミント(hierbabuena)の葉を飾ります。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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