パイナップルとココナッツミルクで作る、クリーミーで南国気分のノンアルコールドリンクです。メキシコ中部で親しまれています。
このレシピについて
アグア・デ・ピニャ・コラーダ(agua de piña colada)は、生のパイナップルとココナッツミルクで作る、ノンアルコールのアグア・フレスカです。カリブ海生まれのカクテルをメキシコ風にアレンジした一杯で、とろりとクリーミーな甘さと南国らしい香りが楽しめます。パーティーや夏の暑い日にぴったりです。
歴史と由来
メキシコのアグア・デ・ピニャ・コラーダは、カリブ海の有名なカクテルをアルコール抜きにして、アグア・フレスカ(agua fresca)のスタイルで作り直した飲み物です。アグア・フレスカとは、果物や花、種などを水と砂糖で仕立てた飲み物のことで、メキシコでは日々の食卓にもお祝いの席にも欠かせない存在です。市場で作って売る仕事も、古くから続いています。 パイナップル(Ananas comosus)は南米で栽培化され、ヨーロッパ人が来る前からメソアメリカでも知られていました。スペイン人の到来後は熱帯の各地に広まり、カリブやメキシコの料理を象徴する果物のひとつになりました。メキシコでは、パイナップルのアグア・フレスカは全国で愛される定番です。 アグア・フレスカにココナッツミルクを加えるのは、カリブ海やメキシコ南東部の影響といわれます。ゲレロ、オアハカ、チアパスなど、ココヤシの多い地域の味です。ふつうのアグア・フレスカよりもコクがあり、暑い季節にうれしい一杯になります。 夏の行事やクリスマス前のポサダ(posada)、キンセアニェーラ(quinceañera)の席などで、家庭や市場の屋台で作られます。黄金色の見た目と南国の香りも魅力で、子どもも一緒に楽しめるのが人気の理由です。
栄養成分 1人分あたり
130
エネルギー
1g
たんぱく質
22g
炭水化物
5g
脂質
2g
食物繊維
20mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
中くらいのパイナップル1個(芯を除いた果肉で約1kg)の皮をむき、硬い芯を取り除いてひと口大に切ります。2回に分けてミキサーに入れ、完全に液状になるまで攪拌します。

💡 よく熟したパイナップルを使うと、砂糖に頼らなくても自然な甘さに仕上がります。
- 2
目の細かいこし器かさらし(チーズクロス)でこし、スプーンで押してしっかり果汁をしぼります。残ったかすは捨てます。果汁は700〜800mlほど取れます。

- 3
きれいにしたミキサーに、こしたパイナップル果汁、缶詰のココナッツミルク400ml(ココナッツドリンクではありません)、砂糖100g、ライム1個分の果汁を入れ、1分攪拌します。

💡 缶詰のココナッツミルクは、紙パックのココナッツドリンクよりも濃厚でコクがあります。
- 4
味見をして甘さと酸味を確かめ、お好みで砂糖やライム果汁を足します。冷たいミネラルウォーターか浄水500mlを加えてよく混ぜます。

💡 よりクリーミーにしたいときは、水を200mlにして、ココナッツミルクを200ml増やします。
- 5
冷蔵庫で1時間以上冷やします。氷をたっぷり入れたグラスに注ぎ、輪切りのパイナップルと炒ったココナッツファインを飾ります。注ぐ前に毎回よく混ぜましょう。

💡 ココナッツミルクは置いておくと分離しやすいので、よく混ぜてから注ぎます。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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