鶏肉を、プルーン、ムラート唐辛子、トマト、シナモンの甘酸っぱいソースで煮込むメキシコ中部の料理です。
このレシピについて
鶏肉のプルーンソース煮込み(pollo en salsa de ciruela pasa)は、メキシコ中部のお祝いの煮込み料理で、ヌエバ・エスパーニャ時代の食文化の融合をよく表しています。鶏もも肉を、プルーン、ムラート(mulato)唐辛子とアンチョ(ancho)唐辛子、トマト、シナモンで作る甘酸っぱいソースで煮込みます。ソースは深い褐色でつやがあり、ひと口ごとに甘みとスパイシーな辛みが行き交います。プエブラ州やメキシコ州では、聖週間(Semana Santa)や結婚式の料理としても作られるといわれます。
歴史と由来
プルーンはスペイン人とともにメキシコへ伝わり、唐辛子のソースに甘みを加える食材として煮込み料理に使われるようになったといわれます。 ドライフルーツと唐辛子を組み合わせるのは、ヌエバ・エスパーニャらしい技法です。スペインを経て伝わった、塩味の煮込みに果物を加えるアラブの伝統と、メソアメリカの乾燥唐辛子が出会って生まれました。 ムラート唐辛子は、アンチョ唐辛子と同じポブラノ(poblano)唐辛子を乾燥させた、色の濃い品種です。ダークチョコレートを思わせる風味があり、プルーンの甘さとよく合います。
栄養成分 1人分あたり
390
エネルギー
30g
たんぱく質
28g
炭水化物
18g
脂質
4g
食物繊維
440mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
ムラート唐辛子とアンチョ唐辛子を、油をひかないコマル(comal)で片面30秒ずつ焼きます。熱湯に20分浸して戻します。水気を切り、戻し汁はとっておきます。
- 2
トマト、玉ねぎ、にんにくをコマルで焼きます。戻した唐辛子、プルーン、シナモン、戻し汁と一緒にミキサーにかけます。
- 3
鶏肉に塩、こしょうで下味をつけます。鍋に油を熱し、強火で片面5分ずつ、両面に焼き色をつけます。取り出しておきます。
💡 鶏肉にしっかり焼き色をつけることが、仕上がりの味を大きく左右します。
- 4
同じ油で、ミキサーにかけたソースを強火で5分、混ぜながら炒めます。鶏がらスープを加え、濃度を調整します。
- 5
鶏肉を鍋に戻します。ふたをして弱火で30分、鶏肉がとてもやわらかくなるまで煮込みます。塩で味をととのえます。
- 6
鶏肉にソースをたっぷりかけて盛りつけ、白いごはんとトルティーヤを添えて出します。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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