マッシュしたじゃがいもとオアハカチーズをトルティーヤで細長く巻き、カリッと揚げた肉なしのフラウタです。
このレシピについて
じゃがいもとチーズのフラウタ(flautas de papa con queso)は、マッシュしたじゃがいもとオアハカチーズ(quesillo)を包んでカリッと揚げた、肉を使わないフラウタです。メキシカンクリーム(crema)、サルサ・ベルデ(salsa verde)、新鮮なレタスを添えて出します。
歴史と由来
フラウタ(flautas)は、メキシコで人気のアントヒート(antojito/軽食)のひとつです。細長くカリッとした形が楽器のフルート(フラウタ)に似ていることから、この名前がつきました。トルティーヤをきつく巻き、きつね色になるまで揚げて作ります。鶏肉のフラウタがよく知られていますが、じゃがいもとチーズのフラウタも、メキシコ各地の家庭や市場で昔から親しまれている、肉を使わない定番です。 じゃがいもの具は特にメキシコ中央部で好まれています。じゃがいもは植民地時代から欠かせない食材になりました。ゆでてつぶしたじゃがいもに溶けたオアハカチーズを合わせると、クリーミーでほっとする具になり、揚げたトルティーヤのカリッとした食感とよく合います。メキシコシティ、プエブラ、オアハカの市場では、鶏肉や牛肉のフラウタと並んで、このじゃがいものフラウタを出す屋台をよく見かけます。メキシコシティでは、朝食や軽い昼食として、大衆食堂や市場で朝早くから売られています。 おいしいフラウタを作るポイントは3つです。トルティーヤは新しく温かいものを使い、巻くときに割れないようにすること。油を適温にして、きれいなきつね色に揚げること。そして、具に余分な水分を残さず、トルティーヤがふやけないようにすることです。クリーム、サルサ・ベルデ、千切りレタスという定番の組み合わせを添えれば、満足感のある一皿になり、メキシコの肉を使わない料理の豊かさを感じられます。
栄養成分 1人分あたり
320
エネルギー
11g
たんぱく質
38g
炭水化物
14g
脂質
3g
食物繊維
420mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
じゃがいもを塩を入れた湯で15分ほど、やわらかくなるまでゆでます。湯をきり、熱いうちに皮をむきます。

- 2
熱いじゃがいもをつぶし、ほぐしたオアハカチーズ、みじん切りの玉ねぎ、つぶしたにんにくを加えます。塩で味を調えます。じゃがいもの熱でチーズが溶け、クリーミーな具になります。

- 3
トルティーヤをコマル(comal)か電子レンジで20秒ほど軽く温め、巻くときに割れないようやわらかくします。

- 4
トルティーヤの中央に、じゃがいもの具をたっぷり大さじ1ほど細長くのせます。具をしっかり包むようにきつく巻き、つまようじでとめます。

- 5
深めのフライパンに油を入れ、中強火で熱します。油の深さは2cm以上にします。トルティーヤの切れ端を入れてみて、すぐにジュッと泡が立てば適温です。

- 6
フラウタを4〜5本ずつ、巻き終わりを下にして入れ、片面2〜3分ずつ、きつね色でカリッとするまで揚げます。取り出してキッチンペーパーにのせます。

- 7
つまようじを抜き、すぐに出します。1皿に3本ずつ盛り、メキシカンクリーム、サルサ・ベルデ、細かい千切りのレタスをのせます。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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