乾燥唐辛子、にんにく、ピーナッツを油で揚げて作る、ベラクルス州生まれのカリカリで香ばしいオイルソースです。
このレシピについて
サルサ・マチャ(salsa macha)は、メキシコ東部のベラクルス州で生まれたオイルベースのサルサです。乾燥唐辛子、にんにく、ピーナッツをオリーブオイルで揚げ、粗く砕いて油に戻します。具がたっぷり入った油という点では、日本の食べるラー油を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。ただし味の軸は、メキシコの乾燥唐辛子ならではのスモーキーで深い香りです。パンに塗ったり、タコスに添えたり、パスタにからめたりと、幅広く使えます。
歴史と由来
サルサ・マチャは、ベラクルス州の山あいの地域で生まれたとされています。乾燥唐辛子を油で揚げ、そのまま油に漬けておくのは、唐辛子を長くもたせるための昔ながらの知恵でした。欠かせない材料のピーナッツは、アメリカ大陸で古くから栽培されてきた作物で、カリッとした食感を加えます。「マチャ」という名前は、強くて辛い、勇ましい味わいを表しているといわれます。今では国際的にも注目され、パスタやトースト、タコスの調味料として使われています。ガラス瓶に入れ、表面を油で覆って保存するのが昔からのやり方です。
栄養成分 1人分あたり
30
エネルギー
0.5g
たんぱく質
5g
炭水化物
1g
脂質
1.5g
食物繊維
200mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
モリータ(morita)唐辛子とアルボル(chile de árbol)唐辛子のへたを取ります。辛さを抑えたい場合は種を振り落とし、辛く仕上げたい場合は種を残します。

💡 肌が敏感な方は、唐辛子を扱うときに手袋を使いましょう。目をさわらないように注意してください。
- 2
広めのフライパンにオリーブオイルを入れ、中火(約150°C)で熱します。煙が出ない温度を保ちます。皮をむいたにんにくを丸ごと入れて2分ほど揚げ、きつね色になったら穴あきおたまで取り出しておきます。

- 3
同じ油で、モリータとアルボルを数回に分けて1〜2分揚げます。トングで絶えず返しながら、少し色が濃くなってカリッとするまで火を通します。焦がさないように取り出しておきます。

💡 唐辛子はすぐに焦げます。常に動かし、色が変わったらすぐに引き上げてください。
- 4
同じ油でピーナッツを中火で3〜4分、混ぜながらきつね色になるまで揚げ、取り出します。続けて白ごまを1〜2分、色づくまで炒ります。

- 5
油を10分ほどおいて冷まします。次の工程で具をミキサーにかける間に、油が熱すぎない状態になっていることが大切です。

- 6
揚げた唐辛子、にんにく、ピーナッツ、白ごま、りんご酢、削ったピロンシージョ(piloncillo)、塩をミキサーかフードプロセッサーに入れます。なめらかなペーストではなく、粗い食感が残るように、短く数回に分けて回します。

- 7
砕いた具を温かい油に戻し、スプーンでよく混ぜます。

- 8
煮沸消毒したガラス瓶に移します。完全に冷めてからふたをします。冷蔵庫で2か月ほど保存できます。

💡 瓶の中のサルサ・マチャは、油でしっかり覆われているのが理想です。足りなければオリーブオイルを足してください。
よくある質問
このレシピについてよくある質問
食べるラー油とは何が違いますか?
ピロンシージョがない場合は何で代用できますか?
どのくらい日持ちしますか?
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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