ココナッツの衣でカリッと揚げたエビを、マンゴーとハバネロのサルサといっしょにコーントルティーヤで包むタコスです。
このレシピについて
タコス・デ・カマロン・アル・ココ(tacos de camarón al coco)は、メキシコ沿岸部の料理を代表するごちそうタコスです。ココナッツファインのやさしい甘みと、カリッと揚げたエビの食感を組み合わせています。コーントルティーヤにのせ、マンゴーとハバネロのフレッシュなサルサを添えれば、甘さとほどよい辛さが絶妙に調和します。新鮮なエビとココナッツに恵まれたゲレロ、オアハカ、キンタナ・ローの各州で親しまれている一品です。
歴史と由来
メキシコでココナッツを甘くない料理に使う習慣は、ゲレロ州とオアハカ州にまたがるコスタ・チカ(Costa Chica)のアフロメキシコの人々の食文化に深く根ざしています。この地域では、アフリカ、先住民、スペインの調理法が混ざり合い、独特で生き生きとした食文化が生まれました。 カマロネス・アル・ココ(camarones al coco)は、そうした料理のなかでもとりわけ愛されている一品です。ココナッツファインを衣に使う手法はカリブ海や東南アジアにも見られ、太平洋を越えた食の交流をうかがわせます。 添えもののマンゴーとハバネロのサルサには、ユカタンの影響が表れています。ハバネロはメキシコ南東部を代表する唐辛子だからです。エビ、ココナッツ、マンゴーがそろうことで、メキシコの海辺らしいトロピカルな味わいが完成します。
栄養成分 1人分あたり
420
エネルギー
22g
たんぱく質
45g
炭水化物
18g
脂質
3g
食物繊維
580mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
エビの殻と頭をむき、背わたを取り除きます。キッチンペーパーで水けをしっかりふき取ります。塩、こしょう、ガーリックパウダー、ライム果汁数滴で下味をつけ、10分おきます。

💡 ココナッツの衣がしっかりつくよう、エビの水けは完全にふき取っておきましょう。
- 2
衣を用意します。深めの皿を3枚用意し、それぞれに小麦粉、塩を加えた溶き卵、ココナッツファインとパン粉を2:1で混ぜたものを入れます。エビを小麦粉、卵、ココナッツの順にくぐらせ、手で押さえて衣をしっかりつけます。

💡 ココナッツにパン粉を混ぜると衣がしっかりし、ココナッツが焦げやすくなるのも防げます。
- 3
マンゴーのサルサを作ります。皮をむいてざく切りにした完熟マンゴー1個、白玉ねぎ1/4個、にんにく1かけ、ライム2個分の果汁、種を除いたハバネロ1/2本(お好みで調整)、塩、油少々をミキサーにかけます。味見をして、辛さと塩加減をととのえます。

💡 マンゴーはアタウルフォ種やマニラ種がいちばん甘くてなめらかで、このサルサに向いています。
- 4
深めのフライパンか鍋にたっぷりの油を入れ、175°Cに熱します。エビを4〜5尾ずつ、片面2〜3分ずつ、ココナッツがきつね色になってカリッとするまで揚げます。キッチンペーパーにとって油をきります。

💡 一度にたくさん入れないようにしましょう。油の温度が下がり、衣が油を吸ってしまいます。
- 5
コーントルティーヤを何もひかないコマル(comal)で温めます。トルティーヤ1枚につきココナッツシュリンプを2〜3尾のせ、マンゴーのサルサ、せん切りにした紫キャベツ、刻んだパクチーをのせて、くし形のライムを添えます。すぐにいただきます。

💡 具がジューシーなので、トルティーヤを2枚重ねにすると破れにくくなります。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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