ボリージョにタマレスをまるごとはさんだ、メキシコシティっ子おなじみの朝ごはんです。
このレシピについて
グアホロタ(guajolota)は、トルタ・デ・タマル(torta de tamal)とも呼ばれる、メキシコシティを代表する朝ごはんです。好みの味のタマレス(tamales)をひとつ、ボリージョ(bolillo)やテレラ(telera)にはさむだけ。炭水化物を炭水化物ではさむという大胆さこそが、この料理の魅力です。メキシコシティの人々は、温かいアトーレ(atole)といっしょに朝食にすることが多く、この組み合わせは「グアホロタとアトーレ」として親しまれています。おなかにたまって手頃で、すぐに食べられるので、通勤前に屋台の前で立ったままほおばる人も少なくありません。
歴史と由来
グアホロタは、メキシコシティの屋台文化から生まれた、いかにもメキシコらしい工夫の詰まった食べ物です。20世紀のある時期に、中心街の屋台の売り手たちが、毎朝街にあふれる大勢の働き手のために、手頃で持ち運びやすく、それだけで満足できる朝食として考えたのが始まりだといわれています。 「グアホロタ」という名前は、七面鳥を意味する「グアホローテ(guajolote)」に由来し、タマレスをはさんでふくらんだパンの形から来たのではないか、という説があります。 栄養バランスを気にする人や食通からは眉をひそめられることもありますが、メキシコシティっ子にとっては朝の楽しみそのものです。しっとりやわらかなタマレスと、皮がパリッとしたパンの食感の対比が持ち味で、温かいアトーレがその体験を締めくくります。労働者から会社員まで、さまざまな人が同じ屋台に並ぶ光景も、グアホロタならではです。
栄養成分 1人分あたり
520
エネルギー
14g
たんぱく質
68g
炭水化物
22g
脂質
4g
食物繊維
780mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
タマレスを蒸して温めます。作りたてなら15〜20分、冷凍なら25〜30分が目安です。濡らした布巾で包み、電子レンジで2〜3分温めてもかまいません。

💡 タマレスは中までしっかり熱く、しっとりした状態にしましょう。
- 2
ボリージョを横から切り込みを入れ、完全には切り離さないようにします。中央のやわらかい部分を少し取り除き、スペースを作ります。

💡 皮がパリッとした、その日に焼いたパンを使うのがいちばん大切です。
- 3
温めたタマレスからトウモロコシの皮をはがし、パンの中にはさみます。お好みでサルサやクリームを少し加えます。

- 4
パンを軽く押さえて閉じ、温かいアトーレといっしょにすぐにいただきます。これがメキシコシティ流の朝ごはんです。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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