ハムやソーセージ、カツ、焼いた牛肉ととろけるチーズを重ねた、グアダラハラの具だくさん屋台トルタです。
このレシピについて
トルタ・ロカ(torta loca)は、グアダラハラの屋台で出される、とびきりボリュームのあるサンドイッチです。カリッと焼いたボリージョ(bolillo)に、ハム、ソーセージ、ミラネサ(カツレツ)、カルネ・アサダ(carne asada)、とろけるチーズといった何種類もの肉を重ね、フリホーレス・レフリートス、アボカド、ハラペーニョのエスカベチェ(escabeche/酢漬け)を合わせます。「ロカ(狂った)」という名前は、ひとつのパンにはさむにはあきれるほど具が多いことから来ています。市場やティアンギス(tianguis/露天市)で親しまれる軽食で、タパティオ(tapatíos/グアダラハラの人々)の気前のよさを感じさせます。ワックスペーパーの上に置いて食べるのが定番で、持ち上げると崩れてしまうほどの迫力です。
歴史と由来
トルタ・ロカは、グアダラハラの市場やティアンギスで生まれたといわれる、具だくさんのトルタ(torta/メキシコ風サンドイッチ)です。グアダラハラといえば、サルサに浸したトルタ・アオガダ(torta ahogada)が街を代表する一品ですが、トルタ・ロカはそれとは対照的に、ソースではなく具の量で勝負します。 20世紀に工場で作られるハムやソーセージが広く出回るようになると、屋台の売り手たちはあらゆる肉をひとつのトルタに積み重ねるようになり、この「盛れるだけ盛った」トルタが生まれたとされています。
栄養成分 1人分あたり
780
エネルギー
45g
たんぱく質
58g
炭水化物
42g
脂質
5g
食物繊維
1200mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
鉄板か厚手のフライパンを強火で熱します。油を少しひき、輪切りにしたソーセージとハムを、こんがり色づくまで強火で焼きます。
- 2
同じ鉄板で、パン粉をつけておいた牛肉または鶏肉のミラネサを、カリッとして中まで火が通るまで片面3〜4分ずつ揚げ焼きにします。細切りにします。
- 3
小さなフライパンでフリホーレス・レフリートスに少量のラードか油を加え、ふつふつとするまで温めます。温かいまま取っておきます。
- 4
ボリージョを横半分に切り、鉄板かトースターで、外はカリッと中はふんわりするまで焼きます。
💡 パンがかたすぎる場合は、さっと水にくぐらせてから焼きましょう。
- 5
パンの下側にフリホーレスをたっぷり塗ります。アボカドの薄切りをのせ、お好みでトマトのサルサかマヨネーズを加えます。
- 6
ハム、焼いたソーセージ、ミラネサの細切り、カルネ・アサダの順に肉を重ねます。オアハカチーズかマンチェゴチーズをのせ、チーズが溶けるまでさっと焼きます。
💡 オーブンがない場合は、フライパンにふたをして蒸気でチーズを溶かしましょう。
- 7
パンの上側をかぶせます。お好みでハラペーニョの酢漬け、レタス、トマトを添えます。半分に切り、ワックスペーパーの上にのせて出します。
💡 時間がたつと熱でパンがしんなりするので、早めに食べましょう。
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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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