丸く揚げたチュロス生地にシナモンシュガーをまぶし、チョコレートソースを添えたテクス・メクスのデザートです。
このレシピについて
ひと口チュロス(bocaditos de churro con chocolate)は、丸く揚げたチュロス生地にシナモンシュガーをまぶし、とろりと濃いメキシカンチョコレートのソースを添えて、つけながら食べるお菓子です。伝統的なチュロスをテクス・メクス(Tex-Mex)風にアレンジした、みんなでつまむのにぴったりのひと口サイズです。
歴史と由来
チュロ・バイツ(churro bites)は、伝統的なチュロスを、北米やテクス・メクスの食文化で主流の「みんなでつまむ前菜やデザート」の形にアレンジしたものです。チュロスの歴史はスペインから始まり(羊飼いが作ったという説や、ポルトガル人を通じて中国から伝わったという説もあります)、メキシコへと渡りました。メキシコでは植民地時代から屋台の食べ物として欠かせない存在になります。 メキシコでは19世紀から屋台でチュロスが売られ、とくにメキシコシティではチュレリア(churrería/チュロス専門店)が街の文化の一部になっています。テキサスに渡ると、チュロスは新しい姿に生まれ変わりました。フードトラックやレストランが、立ったまま食べやすく、グループで分け合いやすいように、ひと口サイズで出すようになったのです。 チョコレートソースは、テクス・メクスならではの大きな工夫です。多くは濃厚なガナッシュか、シナモンやアルボル(chile de árbol)唐辛子などメキシコのスパイスをきかせたチョコレートソースで、外側のシナモンシュガーのカリッとした食感と、ほろ苦くスパイシーなチョコレートが絶妙な対比を生みます。テクス・メクスのレストランでは、食事の締めくくりのデザートとして出されることも多く、凝ったものではカヘタ(cajeta/ヤギ乳のキャラメル)やクリームチーズを中に詰めることもあります。
栄養成分 1人分あたり
320
エネルギー
4g
たんぱく質
42g
炭水化物
16g
脂質
1g
食物繊維
180mg
ナトリウム
* 数値は目安です。使用する材料によって異なる場合があります。
作り方
- 1
シュー生地を作ります。鍋に水、バター、塩、砂糖ひとつまみを入れて沸かします。沸騰し始めたら、ふるった小麦粉を一度に加え、生地が鍋肌から離れるまで木べらで2分ほど勢いよく混ぜます。

- 2
火から下ろして5分冷まします。卵を1個ずつ加え、そのつどよく混ぜて、なめらかでつやがあり、リボン状に落ちる生地にします。

💡 木べらを持ち上げたとき、生地がゆっくり落ちて三角形になれば完成です。
- 3
たっぷりの油を180°Cに熱します。アイスクリームディッシャーかスプーン2本で、くるみくらいの大きさに生地を丸め、油の温度が下がらないよう6〜8個ずつ揚げます。

- 4
ときどき転がしながら3〜4分、こんがり色づいて中まで火が通るまで揚げます。キッチンペーパーにとって油をきります。

- 5
ボウルで砂糖とシナモンを混ぜます。揚げたてが熱いうちに転がし、シナモンシュガーを全体にまぶします。

- 6
チョコレートソースを作ります。生クリームを沸騰直前まで温め、刻んだチョコレートに注いで混ぜ、つやのあるガナッシュにします。シナモンパウダーと唐辛子をひとつまみ加えます。温かいソースを添えて、つけながら食べます。

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Recetas Mexas 創設者
メキシコ・プエブラ出身のITエンジニアで食べることが大好き。世界中の台所で作れるよう工夫した本格メキシコ料理のレシピを1,250品以上執筆。2018年からマドリード在住。
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